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君の美術館メンバーによる、仮想週間雑誌ブログ

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音屋カンタービレVol.51番外編:ジョージアの部屋その二


『どした?』


急にかけられたその一言が凄く恐かった。
理由なんて何もなかった。ただ本能的に。
遠くの方から明かりが近づいてきた。
距離100m位にしてそれがタクシーだと分かった。
何も考えず手をあげる。
その行動を彼は不思議そうに眺めていた。
被っているキャップの奥に隠れた二つの眼球から。

タクシーに乗り込むと、行き先は告げずに直ぐに出してもらった。
運転手にも気付かれるほど僕は焦っていた。直ぐにこの場から離れたかった。

ふと気になって後ろを振り替えると、そこにはもう彼の姿はなかった。




偽物の海に夜が来た。
昼間とのコントラストのギャップが恐怖を煽る。
人気はいつもの通り無く、彼と二人だった。
これからもずっと二人のような気がした。
しかしそれは確信へと間も無く変わることになる。

| 旧 金:音楽 | 22:12 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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