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黒岩君の美術館

3/11に発生した東北関東大震災から、
一週間が経ちましたが、一週間とは思えない程の様々な出来事を経て、
今、感じていることを今日は書きたいと思います。

この地震が起きた当所、自分のいた場所(東京某所)では、
震度6前後の強い地震が起こったものの、
幸い建物の損壊や火災など大きな混乱もなく、
その後も屋外で余震をやり過ごし、無事、帰宅しました。

自宅のドアを開けると、本棚から崩れた無数の本を初め、
棚から落ちた家具などが床を覆い尽くしていました。
自宅に着く以前に携帯で閲覧できるTwitterのログやニュースサイトで、
この地震の規模の大きさと異質さは何となく認識してはいたものの、
自宅の中がこんな有様になるのは生まれて初めてだったので、
改めて、この地震を生生しく実感しました。

それから、3、4日程、テレビでNHKニュースを流しっ放しにし、
Twitterのクライアントと睨めっこをしつつ、
可能な限り他の電力消費を抑える、という奇妙な生活を続けていました。
そんな生活の中で、今までになく強く意識したものは、
上述しているTwitterというツールの存在です。

"誰もが簡単に自分の現状や得た情報などをweb上に残すことが出来、
他のユーザーにも極めて早いスピードで周知出来る"

このTwitterが発信する特定多数、不特定多数の情報がこの地震後は、
かつてなく大きな社会的影響を及ぼしたと断言していいでしょう。

「ユーザーは最新の災害情報をかつてない早さで共有出来た」
と言えば聴こえはいいですが、
「かつてない量の未確認情報、デマが社会的影響を及ぼした」
この事実も決して否定することは出来ません。
"虚偽の救助要請"や"有害物質、放射線の雨が降る"など、
デマがこれほど社会に影響を及ぼしたことは、
かつての災害後にはなかったかと思います。

そして、災害に対し思い思いのツイートをする
個々人のモラルの差異が色濃く反映されたのも、
このTwitterがもたらした社会的影響だと思います。
災害と言う共通のトピックから個々人の本音が垣間見えることが、
ユーザー間にどれだけの影響を与えたことか計り知れません。

そんなことを踏まえた上で、自分は
「一刻も早く日常を取り戻す」という至極当然のことこそ、
災害後の第一の課題であると感じました。

地震後の3,4日通して、ふと、おそらく、この災害後、
Twitterで「災害の情報を得ていない」ともしくは、
「他のユーザーのツイートを見ていない」と落ち着かない。
と言う様なPTSDにかかっているユーザーが結構いるんじゃないかと思いました。
そんな風に思うと随分、客観的に自分が見れる様になりました。

また、地震から一週間経ち、余震も軽微になった現在も、
輪番停電や原子炉騒動に浮き足立っている人たちが、
スーパーやコンビニでの食品・日用品の買占めなど、
二次災害を引き起こしかねない異常行動をしています。
地震が起こった翌日は近所のスーパーで、
170個もカップ麺をまとめ買いしているお客さんを見ましたし、
昨日も、同じスーパーで、目の前のお客さんが、
米5Kgを6袋まとめ買いしていました。

こういう光景を目の当たりにすると自分は「冷静になろう」と思わざるを得ません。

情報に踊らされるかどうかは本当に個人の人間性次第です。
自分は「正確な情報を見極めた上で、落ち着いて日常を送ろう」という結論に至りました。
これはあくまで自分が辿り着いた結論に過ぎません。
ですが、被災地の皆さんも「一刻も早く災害前の日常を取り戻したい」
ときっと思っているはずです。
それなのに大した被害を受けたわけでもない人間たちが浮き足立って日常に戻れないのでは、
社会全体が浮き足立ったままになってしまうと思います。

とりあえず、落ち着こう。

| 金:黒岩サトシ | 07:47 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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